
太っていたときの私は、カロリーのあるものを食べないようにと、ごはんやパンなどの炭水化物を避け、糖分や塩分も避け、脂肪分も避けて、肉は完全に食べませんでした。
そのような食べ物の選択をしていたら、こんにゃく、豆腐、温野菜、海藻類、きのこ類だけを食べる生活となっていました。でも、ダイエットできないのです。
このダイエット方法がうまくいかなかった原因は、「栄養失調」にありました。
ダイエットできない原因は栄養失調
栄養失調といっても、食べ物がない時代のモノとは違いますが、自分がこれならOKと思った低カロリーの食べ物ばかりを食べ続ける方法をとっていたため、栄養バランスが偏って、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの脂肪を燃やすための栄養が完全に不足していたのです。
でも、この栄養失調はこのようなダイエット方法を実践している人だけに限った話ではありません。今の時代、多くの人は、ファーストフード、インスタント食品、加工食品などに頼ってばかりいるため、脂肪を燃やすために必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸等が不足に陥りがちです。そのため、いろいろな方法を実践してもやせられず、お手軽なファーストフードばかり食べて太ってしまう。これが現代における栄養失調の典型です。
栄養失調になるとダイエットの天敵である節約遺伝子が活発に
もともと島国である日本人には、特別なDNAが受け継がれているといわれています。それは、食糧が確保できなくなったときに飢えて死んでしまわないよう、栄養失調になればなるほど脂肪をため込もうとする、節約遺伝子です。
ダイエットで栄養失調になってくると、この節約遺伝子が活発になり、生命を維持するためになんとしてもやせないように頑張るのです。食べないダイエットをして一時的に体重が落ちたのに、簡単にリバウンドしてかえって太ってしまったという経験があるのではないでしょうか。
それは、この遺伝子に関係があるのです。栄養失調になると、カラダはいわゆる「節電モード」に切り替わります。簡単に言うと、生命を維持するためにカラダが普段使うエネルギー量を抑えるのです。
そこに食べ物がちょっと入ってくると、カラダは「このチャンスを逃したら大変だ」とばかりに、そこから思いっきり栄養をとろうとします。栄養が十分な健康な体であればあっという間に基礎代謝して消費してしまうようなエネルギーも大切に使おうとするため、結局、それが脂肪としてカラダにたまってしまうのです。食べない人がだんだん太りやすい体質になるとはこういうわけなのです。
もう、わかりますよね。食べないでひたすらカロリーを落とす方法では、栄養失調となって逆効果なのです。ダイエットしたい人は食べましょう。自分のカラダを味方につけるのが簡単、確実な方法なんですよ。



